2020年2月1日 統計検定2級ついに合格、、、、!!!
一度は落ちてしまった統計検定ですが、
諦めずに勉強して再受験したら合格する事ができました!
本ページでは、一度落ちた後合格するまでにどう勉強したかについて記載していますので
統計検定の受験を検討している方は一読いただくと最短で統計検定合格が見込めると思います!
※不合格者の知見も踏まえて勉強する事でみなさんは一発で合格していただけると嬉しいです。
落ちた時の記事↓
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CBT方式の統計検定2級不合格!落ちた理由と勉強法
続きを見る
試験結果
統計検定2級、2回目にしてようやく合格する事ができました。
その時のスコアシートが下記です。
合格点が60点で、得点が73点なので割と余裕で受かってますね。
(結果出る直前はめちゃくちゃドキドキしました)
前回57点だったので、それなりに点数を伸ばしたわけですが、
どのような勉強を経て、この合格という結果になったを紹介していきます。
ざっくり結論
ざっくりとした結論からお伝えすると、私が実施した対策は以下です。
- 理解がぼやっとしている部分を統計WEBで復習
- 公式の意味を理解する
- 前回の試験でわからなかった問題をググって理解する
- 試験本番、悩みそうな問題は一旦飛ばす
一回受験したこともあって出題傾向もわかっているので、
主に落ちた時に悩んだ部分の復習をして、試験中の時間配分を意識した形です。
当たり前の試験対策ですが、私はこれができてなかった、、、!
不明点を減らして、しっかり時間配分考えたら合格できた(当然)
あくまでざっくりした結論なので、より詳しく知りたい方は最後まで読み進めてください。
以降の内容は1回目受験の記事とほぼ同じですので、
そちらの記事を読んだ方は、合格するための勉強法まで飛ばして大丈夫です。
統計検定とは
実施趣旨
「統計検定」とは、統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験です。
データに基づいて客観的に判断し、科学的に問題を解決する能力は、仕事や研究をするための21世紀型スキルとして国際社会で広く認められています。
日本統計学会は、中高生・大学生・職業人を対象に、各レベルに応じて体系的に国際通用性のある統計活用能力評価システムを研究開発し、統計検定として実施します。
統計検定公式サイト参照:http://www.toukei-kentei.jp/about/
近年、ビッグデータがビジネスの場で多く活用されるようになりました。
それに伴い、ビッグデータを活用できる人材を増やしたいという目的もあって、
ビッグデータを分析する”統計”をいう学問に注目が集まっています。
プログラミング等で分析することもありますが、まず基礎的な知識をつける意味もあり
様々な場で統計検定の資格取得が勧められているようです。
試験内容
統計検定2級の試験難易度は”大学卒業レベルの知識”だそうです。
なので大学で統計や数学の勉強をした人は、比較的に少ない勉強量で合格できるかもしれません。
ちなみに、合格点は100満点中60点です。
大学基礎課程(1・2年次学部共通)で習得すべきことについて検定を行います。
(1) 現状について問題を発見し,その解決のために収集したデータをもとに、
(2) 仮説の構築と検証を行える統計力と、
(3) 新知見獲得の契機を見出すという統計的問題解決力について試験します。
統計検定公式サイト参照:http://www.toukei-kentei.jp/about/grade2/
2回目受ける時の注意点
万が一落ちてしまった時なんですが、翌日にでも受験できるかと思ったらそんなことないんです。
なんと、落ちた日から7日以上経たないと再受験できないんです、、、、
つまり強制的に7日間は勉強する日が増えてしまうんです。
私はいち早く合格して、統計の勉強から開放されたかったので落ちたのが決まった瞬間、
翌日に再受験を申し込もうとしましたが当然断られました。
なので、学校の単位の都合等で特定の日までに合格しなきゃいけない人は要注意です。
ペーパーテスト方式とCBT方式の違い
ペーパーテスト方式
- よくあるペーパーテストの方式
- 主に6月と11月に都市部の会場で開催される
CBT方式
- テストセンターに行き、専用のパソコンで受験する
- 年中好きな日で受験することができる
(申し込み締め切りはテストセンターにもよるが大体一週間前)
必須アイテムと勉強法(1回目受験まで)
必須アイテム
下記2点は必須アイテムです。
他のサイトでは、参考書等も勧められていますが実際に必須なのは下記2つです。
最小限のコストで受験したい方も、下記2つだけは絶対に準備しましょう。
1 . 過去問
まず一つ目は”統計検定2級の過去問6回分の問題集”です。
こちらはペーパーテスト方式の過去問ですが、統計検定の出題傾向や解き方を実際に手を動かして学べるので、CBT方式での受験でしたが購入しました。
これがないと、実際の解き方や出題傾向がわからないため無駄な勉強を強いられる。。。
※CBT方式は試験内容が公開されていないため過去問はありません。
2 . 電卓
続きまして”電卓”です。
統計検定では、電卓がないと厳しい計算問題が多く出題されます。
電卓を使わずに手計算で解いていたら、確実に時間が足りなくなるので必ず用意しましょう。
※使用可能な電卓にもルールがあるので注意が必要です。
使用可の電卓
四則演算(+-×÷)や百分率(%)、平方根(√)の計算ができる一般電卓又は事務用電卓
使用不可の電卓
上記の電卓を超える計算機能を持つ関数電卓やプログラム電卓、電卓機能を持つ携帯端末
統計検定公式サイト参照:http://www.toukei-kentei.jp/about/grade2/
私は下記の電卓を購入して試験に臨み、問題なく受験できました。
勉強法(1回目受験まで)
私が実際に行った勉強法は以下です。
順序に沿って説明していきます。
1 . 統計WEBを一周
資格の勉強をするにあたって、この統計WEBというサイトには本当にお世話になりました。
このサイトでは統計検定2級の出題範囲の情報が網羅されているため、
インプットのために他の参考書は買わなくて良いレベル。
とりあえず、このサイトを一周して統計に関する知識を詰め込みました。
2 . 過去問を6回分解く
統計WEBを一周した後は、統計に関する知識がある程度付いたと踏んで過去問を解きます。
解き始めたは良いものの、最初は全く解けないので安心してください。
私も最初は全然60点に届いてませんでした。数をこないしていくうちに解き方がわかってきます。
3 . 統計検定2級のためのチートシートを眺める
過去問を解いて受験日が近づいてきたら、
統計検定2級のためのチートシートを眺めました。
統計検定2級に必要な公式がまとめられているQiitaのページがあったので、
ありがたく参考にさせていただきました。
1ページに公式がさっと書いてあるので、スキマ時間に眺めるのもオススメです。
合格するための勉強法
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CBT方式の統計検定2級不合格!落ちた理由と勉強法
続きを見る
上記記事にある通り、1回目の受験で反省点があったのでそれを補うような対策をしました。
- 理解がぼやっとしている部分を統計WEBで復習
- 公式の意味を理解する
- 前回の試験でわからなかった問題をググって理解する
- 試験本番、悩みそうな問題は一旦飛ばす
それぞれの項目に対して、説明していきます。
理解がぼやっとしている部分を統計WEBで復習
前回の試験では、理解がぼやっとしている事が多かったせいで
簡単な問題にすら回答に自信が持てず考え込んでしまって時間を浪費する
という事がありました。
これを解消するためには理解がぼやっとしていた所、問題を見て即答できない単元
といった内容ついて、統計WEBを再度読み込んで迷わず答えれるようにしました。
当然ですが、基礎が固まってない状態で試験に臨んで合格できるわけがありません。
この対策は必須と言えます。とりあえず、基礎固めしましょう。
公式の意味を理解する
統計学が公式を用いて計算し、様々な事象を分析する学問である以上、
公式の意味を理解していない状況で試験に挑むのは無謀と言えます。
前回、公式の意味を理解してない状況で受験した私が
試験本番中に公式の使い方がわからず頭を抱えたのは、容易に想像できると思います。
統計の試験では、確率や検定など
とにかく、”公式ゲー”です。その公式を理解していないのは非常に危険ですね。
その公式の意味、公式を構成する文字列がどういう意味なのか、そういった部分まで理解する必要があります。
前回の試験でわからなかった問題をググって理解する
これに関しては、一度落ちた人のみができる対策ですが一応紹介しておきます。
やることはシンプルで、自分がわからなかった問題を覚えておき、試験終了後にgoogle等で検索する。
これだけです。そうすると、知恵袋などで似たような問題の解き方を質問している人がいるので
その情報を見て解き方を理解する事ができます。これを覚えている問題全てやって解ける問題を増やします。
試験本番悩みそうな問題は一旦飛ばす
個人的にはこれが一番大事だったと思います。
前回受験時は、わからない問題で悩んで時間を消費してしまったので
後半の問題を満足に解く事ができませんでした。
あと1問正解していれば合格していたので、わからない問題で時間を消費し、
本来解けるはずの問題を、時間が足りず落としてしまうというのは非常にもったいない事です。
なので、今回はちょっとでもわからない問題は一旦飛ばして
全ての問題に目を通してからわからない問題に手をつけるようにしました。
そうすると、テスト問題を一周し終わったタイミングで30分ほど時間が余ったので
わからない問題についてじっくり時間を使って考える事ができました。
パッと見てわからない問題は時間をかけてもわからない可能性が高いので、
まず自分が確実に解ける問題を全て解いてからわからない問題に着手する作戦です。
これは全ての資格試験で使えるテクニックだと思うので、今後の資格取得にも活かしていきます。
結論
統計検定2級に合格するために必要なことは下記
- 統計WEBで出題範囲の知識をインプット
- 過去問と電卓を買って、アウトプット
- 公式含め、理解できてないところをなくす
- 試験中はわからない問題は一旦飛ばす
(確実に解ける問題を全部解いてから難問にチャレンジ)
序盤でもお伝えした通り、現在は統計の知識がある人材が求められていますので、
その基本的な知識の証明となる統計検定2級の資格はオススメです。
本ページに記載している内容を実施すれば、
統計を初めて勉強する方でも一ヶ月ほどあれば合格できると思うので、
とりあえず、勉強を始めてみて自信がついたら受けてみましょう!