2020年02月19日、Security+合格しました!!!!
2月上旬に勉強を始めたので、2週間程度の勉強で合格できました。
本ページでは、最短でSecurity+を取得するための勉強法を紹介します。
セキュリティの知識がなかった私でも、本ページで紹介する勉強法で資格取得ができるくらいの知識が身についたので、これから資格取得を検討しているみなさんにも是非実践していただきたいです。
Security+よりも難易度の低いNetwork+についても記事を書いています。
順序よく資格を取りたいかたは、こちらもご覧ください。
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【難易度低】IT初心者でもNetwork+に合格できる勉強法
続きを見る
Security+試験結果
まず、当日の試験後に発行されるスコアシートをお見せします。
得点770点で合格しました。(合格点は750点なので超ギリギリです)
とはいえ、合格してしまえば満点と同様なので良しとしましょう。
むしろたった2週間の勉強で合格できたので上出来すぎます。
余談ですが、スコアシートにどのような問題を間違えたのか記載されるので
万が一落ちてしまった時は、その結果をみて復習して次回の試験に臨みましょう。
とまあ、私がSecurity+を取得した事が証明されたところで
「Security+に最短で合格する方法」について紹介していきます!
最短で合格するための勉強法-ざっくり結論-
私が最短でSecurity+に合格するために実践した方法は以下の通りです。
詳細については後述しますので、確認したい方はこのまま読み進めていただければと思います。
Security+とは
Security+とは、CompTIAという団体のベンダーニュートラルなIT関連の資格です。
CompTIAとは
1982年、様々なIT規格の標準化を提言するため、ITベンダーとパートナー企業がオープンな対話を行う場なるべくグローバルなIT業界団体としてシカゴで設立。
1990年、IT業界の活動を反映するべく、名称をCompTIA (the Computing Technology Industry Association)に変更。欧米を中心とし10拠点に拡大し、2001年4月にCompTIA日本支局を設立。
2018年現在、CompTIAは、ICT業界を中心にした2,000社以上のメンバー企業、3,000社以上の学校機関、トレーニング関連の企業とのパートナーシップを締結し、数万人を超えるITプロフェッショナルのコミュニティを運営しています。
CompTIA公式HP参照:https://www.comptia.jp/about/comptia_about/
と行った感じに、世界的に有名な団体です。
なのでCompTIAの資格は日本だけでなく、世界的に認識されているため
海外に出ても有効な資格と言えます。
将来、外資系や海外で働きたいと考えている人にオススメかもしれません。
Security+概要
Security+とは
Security+認定は、業務を遂行する上で必須となるエントリーレベルのセキュリティスキルおよび知識を判断する、国際的に認められた認定試験で、世界中の企業およびセキュリティプロフェッショナルに活用されています。
CompTIA Security+認定資格試験に合格することで、アプリケーション、ネットワーク、デバイスのセキュリティを確保するために必要なシステムのインストールと設定、プラットフォームへの脅威を分析して適切な手法で緩和する対応、関連するポリシーや法規制を正しく認識した運用を行うために必要な知識とスキルを証明します。また、これらのタスクを、機密性、完全性、可用性の三大要件を維持し実行が可能なスキルを証明します。
CompTIA公式HP参照:https://www.comptia.jp/certif/core/comptia_security/
めちゃくちゃ簡単に要約すると、Security+を取得すれば、
全世界で「私セキュリティちょっとわかる人ですよ」と言えるようになるって事です。
難易度
さて、ではこのSecurity+の難易度ですがCompTIA公式HPでは以下のように記されています。
● セキュリティに重点を置いたネットワーク管理における最低2年間の業務経験
● 情報セキュリティのテクニカルな側面を日常的に扱う経験
● 出題範囲に挙げられた項目を含む、セキュリティ上の問題や実装に関する幅広い知識
CompTIA公式HP参照:https://www.comptia.jp/certif/core/comptia_security/
と、結構難しそうな難易度が掲げられていますが、
私はセキュリティの仕事をしているわけでもなく、知識もほぼない状態でした。
そんな私でも合格できたので、ここで掲げられている難易度はあまり気にしなくても大丈夫です。
調べた感じだと、他資格と比較したときの難易度は
基本情報 ≒ Security+ << 情報処理安全確保支援士
のようです。
なので、
✔︎これからセキュリティの勉強をしたい人は導入資格としてオススメ
✔︎セキュリティの仕事や資格を持っている人は復習っぽい感じでサクッと取れる
という感じで、とてもいい資格だと思います。
補足ですが、合格点は 750/900点です。
すなわち8割以上の点数をとる必要があります。
受験料と有効期間
Security+の受験料は 税込43,732円 です。
合格後の資格有効期間は 3年間 です。
「受験料が高い割に有効期限があるなんてコスパ悪いな、、、」と最初は思いましたが、
今ではセキュリティに関する知識がかなり身についたので、受験して良かったと思います。
会社によっては、受験料を代わりに払ってくれるところもあると思うので
そういった福利厚生のある会社に属している方は、それを活かして是非受けましょう!
受験した理由
私がSecurity+を受験した理由は下記の通りです。
- 春に控える応用情報試験の前準備としてセキュリティについて学びたかった
- 今後、セキュリティの仕事をすることを視野に入れて
- 会社から報奨金が出るため
まあ中には不純な動機も入っていますが、
資格取得の先にある、知識の獲得や異動・転職に活かす
というのが、受験した理由のおおよそを占めています。
セキュリティってどの会社にも必要な物だと思っていて、
セキュリティの知識がある証明ができれば、最悪今の仕事を失っても
転職などしやすいだろうなという考えのもと、受験を決意しました。
実際かなり、セキュリティの知識がついたので本当に受験して良かったです。
最短合格するための必須アイテムと勉強法
私は、最短・最安で合格したいと思っていたので、購入したアイテムも必要最低限となっています。
なので、Security+を取得したい方はとりあえず下記の物だけ買えば大丈夫です!
必須アイテム
参考書
こちらは"資格の学校 TAC"が出版しているSecurity+の公式参考書です。
まずは、こちらの参考書を1週することをオススメします。
大体この参考書を読み終わる頃にはセキュリティってこんな感じなのか〜
という事がわかるようになっているので、ここまで来ればとりあえずOKです。
また、次節でお話ししますがTACの模擬試験をして、
その復習をするときにめちゃくちゃ使えます。
この参考書がないと用語の意味確認などが非常に大変になるので、
知識をインプット + 復習用として買っておくのを強くオススメします。
TAC Web模擬試験
これもめちゃくちゃ大事です。(これがないと合格厳しかったかも、、、)
というのも本番試験では、この模擬試験で解いた問題とほぼ同じ問題が出題されるんです。
なので、本模擬試験を解いて、不明点がない状態でテストに望めば大体合格できます!
ちょっと出題の仕方が変わったりしますが、模擬試験の内容を理解しておけば楽勝です。
ただ、模擬試験だけだとカバーしけれない部分もあるので、先ほどの参考書も買って
模擬試験以外の部分も理解して、ちゃんと対応できるようにしておきましょう。
ちなみに私は
Security+ Web模擬試験・バウチャーチケット付属(SY0-501試験対応)
という品目を購入しました。
理由は非常にシンプルで、上記品目を買うと
Web模擬試験と本番試験を別々に受けるより3000円くらい安くなるからです。
しかもバウチャーチケットだと、現在(02/21時点)では、
一回試験に落ちても再受験が無料でできるというサービスがあるので
上記品目が絶対にオススメです。
TAC模擬試験URL:https://web.tac-school.co.jp/it/comptia/scplus501.html
勉強法
それでは、私が約2週間ほどで勉強した方法を紹介します。
- 参考書を1週する (10日間)
- Web模擬試験をやる (2日間)
- 参考書で復習しつつ、模擬試験を暗記するまで繰り返す (2日間)
各項目について順に説明していきます。
参考書を1週する
とりあえず最初は先ほど紹介した、TACの参考書を1周します。
この参考書を1周することで、ある程度セキュリティの知識がつきます。
といっても、じっくり読み込む必要もなく、さっと目を通す感じでOKです。
次のWeb模擬試験の事前勉強といった目的なので、本当ある程度で大丈夫です。
この参考書1周をダラダラしてしまうと相当時間がかかるので、サッと読んで次のステップへいきましょう。
模擬試験をやる
ここがすごい重要です。
なんていったって、本番試験とほぼ同じ問題がでるので集中して取り組む必要があります。
ただ、問題数は多くなくその気になれば1日で全て終わらせることができると思います。
最初は全く解けませんが、問題なしです。私は最初50点くらいしか取れませんでした。
<Web模擬試験の品目内容>
模擬試験1 (90問) + 模擬試験2(90問) +パフォーマンスベーステスト対策
参考書で復習しつつ、Web模擬試験を暗記するまで繰り返す。
さて、模擬試験を一周解いて絶望したところで、復習を始めましょう。
Web模擬試験を解いたら、解説付きの回答がでるのでそれを見直しましょう。
ただ、なんとなく解いた問題が正解していることもあるので、最初は全ての問題を見直しするのがオススメです。
解説付きの回答を見つつ、理解を深めていくわけなんですが、書いてある用語の意味がわからない事が多々あります。
おそらく、当然の知識として認識されているので全ての用語を解説しているわけではないのでしょう。
なので、私は参考書片手にWeb試験の見直しをしていました。
不明な用語があったときは、参考書の索引から探してすぐ意味を調べます。
これによって、不明な用語をそのままにせず、大幅に時間を短縮して理解できました。
これを繰り返して、Web模擬試験を暗記するレベルまで行けたらもう安心です。
さあ、試験を受けにいきましょう!
所感
「あれ?意外とWeb模擬試験と違う問題がでるぞ、、、?」
事前にWeb模擬試験とほぼ同じ問題がでるという情報を得ていたので
試験本番も余裕だろうと高を括っていた私ですが、意外と違う問題が出て焦りました。
しかし、冷静になると問題文が微妙に変わっているだけの問題が多いことに気づきます。
なので、Web模擬試験の問題を正しく理解していれば問題なく合格できると思います。
出題される問題にはWeb模擬試験とは異なる問題もあるので、参考書を再度読んで理解する時間があるとなお良しです。
※中には調査用に出題された採点されない問題もあるらしいので、わからない問題が出ても焦らなくてOKです。
最短で合格するための勉強法-結論-
では、Security+に最短で合格するための勉強法をまとめます。
これまで、私がSecurity+に最短で合格してきた方法を述べてきました。
セキュリティ人材はどの会社でも必要で、ここ数年でセキュリティ問題も多発していることから世間的にセキュリティの知識を有する人材が求められています。
その知識の証明となるSecurty+を取得するのは、
自分市場価値を向上させる意味でも非常に効果的だと思います。
これからセキュリティの分野に飛び込みたい方、高度資格を狙っている方などは
その前準備として、Security+をとるのがとてもオススメです!
本ページの通りに勉強すれば
セキュリティの知識がない状態からでも2週間ほどで合格できるので、
興味があるかたはとりあえず一歩踏み出して受験してみましょう!
また、Security+よりも難易度の低いNetwork+についても記事を書いています。
順序よく資格を取りたいかたは、こちらもご覧ください。
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【難易度低】IT初心者でもNetwork+に合格できる勉強法
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