エンジニアに資格はいらないって意見も聞くけど実際どうなんだろう。
周りには資格取得している人もいるし、結局必要か不要かわからないや ...
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
・エンジニアに資格が必要かどうか
・資格の必要性とは
・これからどうしたらいいか
記事の信頼性
ナフト(@ochinagablog)
この記事を書いている私は、大手IT企業のインフラエンジニアです。
ネットワークに関する業務を中心に日々労働。
上記にある通り、資格も取得しつつ副業でブログ運営もしています。
取得資格を知りたい方はプロフィールをご覧ください。
『エンジニアに資格は不要!』 VS 『エンジニアに資格は必要!』
この資格取得を巡った戦が幾度となく繰り広げられているため、混乱している人も多いでしょう。
どちらの意見も理解できますし、戦は留まることを知りません。
それが原因で、この話題に対しての解が導けていないエンジニアもいる事でしょう。
なので本記事ではインフラエンジニアとして働いている私が、中立的な立場からエンジニアに資格は必要か不要かについて説明します。
私は元々資格取得をしてませんでしたが、ある時を境に資格の必要性に気づき資格取得を行いました。よって、資格不要派 と 資格必要派 のどちらの思想も持ち合わせているため、中立的な立場からあなたが必要としている答えを提供する事ができます。
エンジニアに資格はいらない?
早速、エンジニアに資格が必要か不要か結論をお伝えします。
結論
・必要な人と不要な人がいる
・資格は持っていて損はしない
・必要な人は取ればいい & 不要な人は取らなければいい
・『あなたは何ができますか?』に答えられるかで判断
と、抽象的な結論を述べてしまいましたが、これには理由があります。
結局のところ資格が必要な立場にいる人が『資格は必要!』と発し、不要な立場にいる人が『資格は不要!』と発している状況なんです。
なので、『エンジニアに資格はいらない?』と言う疑問に対して、一概に不要・必要と回答することはできません。
”エンジニア”に資格が必要かどうか、ではなく”あなた”に資格が必要かどうかを考える必要があります。
要は、あなたが資格が必要な立場にいるのか、それもと不要な立場にいるのか、それを見極める事が非常に重要です。
それを見極める事ができれば、おのずと資格が必要か不要か判断する事ができます。
なのでこれからは、資格が必要な人・不要な人がそれぞれどんな立場なのかについて説明していきます。
エンジニア資格の必要性とは?
そもそも、資格の必要性って何でしょうか?
資格の必要性・取得の理由等がはっきりしていないと、本当にエンジニアに資格が必要か不要か判断する事ができないので、まずはここから理解しましょう。
資格取得のメリット
・知識を蓄える事ができる
・その知識の証明となる
・資格を持つ事で他者と差別化できる
・転職時に役立つ
こんな所ではないでしょうか。
似た様な内容ではありますが、大枠として知識の証明となると言うのが共通の要素となります。
やはりエンジニアは知識・技術が求められる職業なので、それを証明する必要がありますよね。
したがって、エンジニアのあなたに資格が必要・不要かどうかは以下の様に判断する事ができます。
資格が不要な人
自分の知識・技術を証明するものがある
資格が必要な人
自分の知識・技術を証明するものがない
つまり自分の価値を証明するものがあるかないかで判断がつくわけです。
ただエンジニアの中でも、業種によって証明できる物の持ち安さが変わってきます。
その観点も含めて、これから資格が不要な人・必要な人を具体的に紹介していきます。
資格が不要なエンジニア
資格が不要なエンジニア、つまり自分の知識・技術を証明できるエンジニアがどの様な業種か説明します。
資格が不要なエンジニア
・システムエンジニア
・WEB系制作系のプログラマ
・電気回路作成系エンジニア
・その他
と、一例ではありますが複数の業種を挙げました。
これらの業種に共通するのは、『ものづくりをするエンジニア』であると言う事です。
例えばシステムエンジニアの場合、『〇〇というサービスを作りました!』と言ってソースコードを見せるなど、自分の作った商品・サービスを形として見せる事ができます。
また、その様なスキルがあれば本業だけでなく、副業として商品・サービスを作る事ができますよね。
自らものづくりをする事ができるので、それだけで稼ぐ事ができます。
なので、資格不要派の方々は『資格取るよりコード書いて稼いだ方がコスパいいじゃん。資格は無駄!』と言うわけです。
めちゃくちゃ理にかなってます。
ものづくりができるエンジニアは 『スキルアップ』 × 『稼ぐ』 が同時にできるので非常に効率のいい働き方ができます。
なので資格が不要と分かったあなたは、案件を獲得して稼ぎつつスキルアップしていきましょう。
どうやって案件を獲得すればいい?
具体的にどうやって案件を獲得するかについて説明します。
非常に簡単な方法があります。
それは、クラウドソーシングを使う事です。
クラウドソーシングとは
「クラウドソーシング」とはインターネット上で企業が不特定多数の群衆に業務を発注(アウトソーシング)する比較的新しい業務形態です。
引用元:TECH CAMP
要はインターネットを通じて仕事を貰えるサービスと言う意味です。
つまり、営業したりする事なく家でPCをいじるだけで仕事を得る事ができます。
ただ、クラウドソーシングサイトは多数存在するので、オススメのサイトを紹介します。
おすすめのクラウドソーシングサイト
・クラウドワークス:クラウドソーシングの黎明期からあるサイト。そのため知名度も高く、登録社数が14万社のため開発案件が多数存在
・ランサーズ:クラウドワークスと並び、日本最大級のクラウドソーシングサイト。依頼件数は140件を超えており多数の案件から選択が可能
とりあえず、この二つに登録しておけば間違いないかと。
会員登録は1分程度で完了するので手間もかかりません。
登録は無料で仕事を受けるのも自由なので、最初は登録だけして案件を眺めるだけで十分です。
その中で興味のある案件があれば申し込んでみましょう。
案件を獲得さえすれば、稼げてスキルアップもでき、豊なエンジニア生活を送れるでしょう。
資格が必要なエンジニア
資格が必要なエンジニア、つまり自分の知識・技術を証明しにくいエンジニアがどの様な業種か説明します。
資格が必要なエンジニア
・インフラエンジニア
・情報システム系を扱うエンジニア
・業務で資格(免許)が必要なエンジニア
・昇給に資格が必要な人
・その他
と、一例ではありますが複数業種を挙げました。
これらの業種に共通するのは『保守・運用系のエンジニア』と言う事です。
保守・運用系エンジニアだと、業務を通して何かを作り出しているわけではないので自分の知識・技術を証明しにくいです。
※もちろん例外もあります
例えば私の場合、インフラエンジニアとしてネットワークの障害対応をしています。
つまり私は『ネットワークの障害対応ができます!』と自分の能力を証明したいわけですが、それをそうやって証明するの?って感じなわけです。
そう、証明するのがめちゃくちゃ難しいんです。
この事実に気付いてから私は資格取得を始めました。
『あなたは何ができますか?』
と言う問いに対して、『○○ができます!□□をした実績があります。証明は〜〜』と具体的に答えれますか?
もしそうでないなら、あなたは資格を取った方がいいです。
※またはものづくりができるスキルを身に付ける
もし資格があれば、『○○ができます。資格も□□を持っており、その業務に関する専門的知識があります』と説得力のある回答をする事ができますよね。
また本業に関する資格を取れば、必然的に本業で使える知識を得る事ができるため、本業でも成果を上げやすくなります。
元に私がそれを感じています。
明らかに資格取得を始める前よりも、業務内容を理解できる様になり素早く仕事をこなせるようになりました。
資格取得でインプット ➡︎ 本業でアウトプット
資格を取ると、この化学反応で爆発的に業務が捗るようになるのでオススメです。
あなたの業種にあった資格を選んで取得していきましょう。
エンジニアに資格はいらない? - 結論 -
では本記事の結論をお伝えします。
エンジニアに資格はいらない?
・必要な人と不要な人がいる
・能力を証明できる → 資格不要
・能力を証明できない → 資格必要
結局は、”エンジニア”に資格が必要かどうかではなく、”あなた”に資格が必要かどうかと言う話です。
あなたに資格が必要かどうか判断する方法は、これまで説明してきました。
自分の状況と照らし合わせて、資格が必要か不要か見極めてください。
そして、今後のエンジニア生活を豊にするために、資格が必要な人・不要な人 それぞれの行動指針を下記に示しています。
これからどうすればいいか
資格不要な人
・案件を獲得して稼ぎつつスキルアップ
・クラウドソーシングで案件を貰う
おすすめのクラウドソーシングサイト
・クラウドワークス:クラウドソーシングの黎明期からあるサイト。そのため知名度も高く、登録社数が14万社のため開発案件が多数存在
・ランサーズ:クラウドワークスと並び、日本最大級のクラウドソーシングサイト。依頼件数は140件を超えており多数の案件から選択が可能
資格必要な人
・本業に関する資格を取得
・ものづくりができるスキルを会得
エンジニアという業種は技術の進歩が著しい分、スキルアップ活動をしない人は市場価値がどんどん下がってしまいます。
将来、あの時やっておけばよかった...と後悔しないように今のうちからコツコツ積み上げておきましょう。
私もコツコツ頑張ります。